青森のホテルなら|ホテル青森(公式ウェブサイト)

スタッフブログ

めざせ☆世界遺産 Ⅱ

2012.9.25 - [未分類]

みなさんこんにちは♪
だいぶ残暑も和らぎ涼しくなってきましたね。青森も秋らしくなって参りました。稲穂も収穫の時期を迎え、実りの秋を迎えはじめています。

 さて、先日お知らせした「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」として世界遺産登録(文化遺産)を目指している話題ですが、青森市内にあるもう一つの遺跡をご紹介したいと思います。
  
 国指定史跡小牧野(こまきの)遺跡です。今から約4000年前の縄文時代後期につくられた環状列石(ストーンサークル)を主とする遺跡です。場所は青森市の郊外の入内にあります。(駅から約30分の距離)市内の方でもあまりの馴染みのない遺跡かもしれません。
 
 標高約145mの丘陵上の位置する、この遺跡の特徴は3~4重の輪になった石のサークルです。 
 約2900個もの石が八甲田山から青森平野に流れる“荒川”一帯から運ばれたものだと推測され、大きな石で500キロ近くあり、石の置き方も石垣を築くような煩雑な並べ方で全国的にも珍しいそう遺跡だそうです。一体どれほどの労働力と幾つの年月を費やしたのでしょうか。本当に不思議な縄文集落跡です。
 
 現在、遺跡周辺の環境整備工事も進められておりますが、山林部にあるため歩きやすい靴や服装で見学されるので望ましいです。無料でみることができますが、照明等の設備がない為日没前までが適しています。また冬季は雪の為不可です。
 

     (青森市内を一望できます。)


 青森市と陸奥湾を一望できる展望所は絶景です。

 不思議なストーンサークルは必見です。興味のある方是非一度見学してみては如何でしょうか
 詳しくは青森市のHP等でご検索下さい。

 宿泊課 久保慎太郎

ページトップへ