青森の冬の味 「じゃっぱ汁」
2016.12.1 - [未分類]
みなさん、こんにちは(*^_^*)
突然ですが、みなさん「じゃっぱ汁」はご存知ですか?
知らない人にとっては、耳慣れない響きの言葉「じゃっぱ」。
津軽弁で雑把(ざっぱ)のことです。
雑把とは・・・雑にまとめられた―まとまりのないもの
普段、大雑把(おおざっぱ)などと使われるアレです!
転じて、屑や残り物、不要なものなどの意もあります。
魚をおろして、身を取った後の頭や内臓、骨など、いわゆる「アラ」のこともこう呼びます。
「じゃっぱ汁」とは、その名の通り、「じゃっぱ」を使って作った「汁もの」。
魚、特に鱈や鮭のアラで作った汁です!
津軽の冬を代表する味覚です♪
青森の冬を代表する魚・鱈のアラと、大根、白菜、ネギなどの野菜を塩や味噌で煮込んだじゃっぱ汁は、体の芯から温める、冬には欠かせない料理です。
アラの旨みと野菜の甘みが渾然一体となって味が染みこむとさらにおいしくなります。
魚を余すことなく使い切る先人の知恵と栄養価に優れた郷土料理です。
今の時期はお店で出しているところもあります(^O^)
一度食べると好きになること間違いなしです!
「じゃっぱ汁」を食べて、寒い冬も温まりましょー\(^o^)/
宿泊課 福田 紗也佳