『人日(じんじつ)の節句』
2017.1.7 - [未分類]
みなさん、こんにちは(^^)
お正月休みは満喫できましたか?
早いもので年が明けてから、一週間が経ちました。
お正月とは本来、その年の豊穣(ほうじょう)を司る歳神様(としがみさま)をお迎えする行事であり、1月の別名です。
現在は、1月1日から1月3日までを三が日、1月7日までを松の内、あるいは松七日と呼び、この期間を「正月」と言っています。
松の内の最後の日に当たる1月7日は、春の七草といって七草粥を食べます。
『人日(じんじつ)の節句』という五節句のひとつです。
~「春の七草」の持つ意味と効果~
・芹(せり)=競り勝つ
解熱効果や胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、食欲増進、血圧降下作用など。
・薺(なずな)=撫でて汚れを除く
別名ぺんぺん草。利尿作用や解毒作用、止血作用を持ち、胃腸障害やむくみに効果がある。
・御形(ごぎょう)=仏体
母子草(ははこぐさ)。痰や咳に効果があり、のどの痛みもやわらげてくれます。
・繁縷(はこべら)=反映がはこびる
はこべとも呼ばれます。昔から腹痛薬として用いられており、胃炎に効果があります。
歯槽膿漏にも効果あり。
・仏の座(ほとけのざ)=仏の安座
一般的に、子鬼田平子(こおにたびらこ)を指します。
胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果あり。
・菘(すずな)=神を呼ぶ鈴
蕪(かぶ)のことです。
胃腸を整え、消化を促進します。しもやけやそばかすにも効果あり。
・蘿蔔(すずしろ)=汚れのない清白
大根のことです。
風邪予防や美肌効果に優れています。
お正月食べ過ぎてしまった・・・
なんて方も多いのではないのでしょうか?
本日は七草粥で胃に優しく、疲れている胃を元気にしてあげましょう(^^)/
宿泊課 福田 紗也佳